Water Repellent Coating
超撥水コーティング
超撥水コーティング
従来の撥水剤には無かった超撥水性・撥油性を有し、塗膜強度・耐久性が良好で、タフな塗膜を形成します。
撥水性とは、水をはじく性質のことを表します。
撥水性を評価する手法として、代表的なものが接触角の測定です。
液を固体表面に載せた際の接線の角度を、接触角と言います。
濡れやすく液を弾きにくい場合は接触角は小さく、濡れにくく液を弾きやすい場合は、接触角が大きくなります。
また、接触角の角度によって撥水性は下記の3通りに分類されます。
・撥水性・・・接触角が90°より大きいもの
・高撥水・・・接触角が110°より大きく、150°より小さいもの
・超撥水・・・接触角が150°を超えるもの
・優れた撥水性
無数の突起微細構造と表面の化学特性により表面自由エネルギーを抑え、水との接触角が155°以上、油との接触角が150°以上です。
また、水滴が転がる角度(滑水角度)は1°以下で、少しの角度でも水滴は滑落していきます。
・密着性が良く、様々な基材に塗装が可能です。
・従来の撥水剤より塗膜強度が良好で、タフな塗膜を形成します。
測定場所:鳥取県産業技術センター
油:日本工作油 EH-720
水との接触角試験
油との接触角試験
仕様 | カラー | 接触角 | 参考膜厚 | 加工温度 |
超撥水コーティング | 乳白色 | 水:155°以上 油:150°以上 | 20~40μm | 80℃ |
※ 上記は参考値であり、規格値ではありません。